2018年11月10日土曜日

Aotori for Excel 管理応用編 - 請求システム

使い方

下記のリンク先からサンプルを取得できます。



1. Aotori for Excelにログイン

Excelの「Aotori」リボンを開く

データベースファイルの選択にて「請求.db」を選んで、確認します

ログインできたら「取引先情報」シートにデータが表示されます

2.「取引先情報」の使い方
 この画面より取引先情報の入力が行えます。

 ・必須項目及び入力項目の確認

 必須項目及び入力項目を知りたい場合、「背景色」をクリックすると、設定した背景色でキー項目と入力項目背景色付けられます。

背景が黄色いの項目は必須項目です、水色のセルは入力項目となります


 ・入力補完機能

 既に入力したデータを参照したい場合、一部の項目を入力すれば、「単項目補完」と「全項目補完」機能を利用できます。
 例えば、上記の図「請求先」に「運送社C」を入力してから、「全項目補完」ボタンをクリックすると、既存のデータ全て表示されます。
 
 ・データの保存

 入力完了後、「データ保存」ボタンをクリックするとデータの保存ができます。
 入力したデータの確認は、データベースツールを利用できますが、一覧画面を作って簡単に一覧画面で確認できます。

 ・一覧の作り方

 「参照作成」で一覧表を定義できます。

 手順は下記の三ステップとなります。①一覧シート追加、②表示項目追加、③参照表定義を追加となります。

 ①②は下記のように作成しましょう。



 ③参照表定義の追加
 Aotoriリボンの「参照作成」ボタンをクリックし、「Aotori Design参照作成」画面にて「請求書_取引先情報_data」を選んで、「参照マスタ確定」ボタンをクリックします。


 一覧画面ではデータの参照のみとなりますので、チェックボックス「データを作成」をクリックしてチェックを外します。

 一覧画面のデータ表示行数は最大20行なので、「縦」欄に20で入力します。データ表示位置「アドレス」列の修正も大事です。一レコード目のデータ表示位置で入力して下さい。

 次は、「表作成」ボタンをクリックすれば参照表の作成ができます。


 完成した一覧画面下記のようになります。
 ※ダウンロードしたExcelファイル及びDBファイルには一覧画面が含まれてません。


3. 請求書入力画面

 この画面で請求情報を入力できます。


背景色表示

 上記の図のように、キー項目は、取引先 ID、請求書番号、品名 計三個あります。
 一部の項目入力したら、「単項目補完」、「全項目補完」を利用すれば、情報の補完ができるので、重複入力がある場合効率はよくなります。

4. 請求書

 ①出力データの指定
 「請求書」を発行するため、データの特定が必要です。
 「条件検索」ボタンをクリックするとSQL文入力画面から条件の指定ができます。


 条件指定で検索した後、データの変更があれば、「更新」ボタンで同じ条件で再検索が行えます。

②この画面では、3つの「特殊項目」が定義されてます。
 「ページ番号」 オプション設定によって、「PAGE 1」、「第 1 ページ」のように修正だきます。


 「消費税」 オプションで設定した税率で、指定した列の合計から消費税額を計算され表示します。最後のページのみに出力されます。
 「合計」 指定した列の合計が表示されます。最後のページのみに出力されます。

消費税と合計は最後のページに出力されます
※詳細行6行非表示に設定してます

③PDF出力
 特に説明が必要ないですが、ページ表示の調整が必要です、出力して確認しましょう。
1ページ目

2ページ目

説明は以上です。